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◆2020/ 11/27
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◆2020/ 11/27
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最新刊
蜜味の指(幻冬舎アウトロー文庫)
“紫城麗美”の筆名で官能小説を書いているテンコ。内向的な性格で男性経験はほとんどない。あるときAV撮影現場で出会った助監督の楠田と関係を持つ。テンコは性に奔放な麗美を装うことで自らを解放し、過激なセックスの快楽に酔い痴れていく。「あぁ、もっと欲しいの…」。すれ違いながらも、心と体の奥底から性愛を求め合う男女の官能小説。
蝮の舌(イースト・プレス悦文庫)
生田流箏曲天道会の家に生まれ育った美人姉妹・京香と清香は四年に一度の祭事≪蝮をどり≫を目前に二人を支配しようとする箏奏者・笠原と禰宜・稲川の卑劣 な罠に堕ちる。姉に嫉妬心を持つ清香は稲川の甘い誘惑に身を売り、笠原に呼び出された京香は計ったように現れた稲川に追いつめられ、二人の巧みな淫戯で嬲 られてゆく。祭事当日、舞台が炎上し、姉妹を見守ってきた使用人・政巳は京香の手を取り蝮の棲む森へ踏み入る。京香の本能は剝き出しとなり――。団鬼六賞 大賞受賞作が遂に文庫化!
愛のかたまり(幻冬舎文庫)
十六歳で不幸な事件に巻き込まれ、心を閉ざして生きてきた美しい女・織江。幼少の頃からその美貌に憧れ、織江の事件を書いて小説家デビューした醜い女・由羽。同作の映画化を契機に再会した二人は感情をぶつけ合いながらも、編集者・尾崎の協力を得て奇妙な共同創作活動を始める。愛されたい、満たされたい……女の執念と嫉妬を描き切った傑作。